こんにちは。ひまりです。
今回はJCSで使用した構築の紹介となります。
最高レートは1687とお世辞にも良いとは言い難い成績で、自分用の記録という面が大きいですが、何らかの役に立てば嬉しいです。
パーティ紹介
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 |
---|---|---|---|---|---|
ラグラージ | ナイト | たきのぼり | じしん | れいとうパンチ | まもる |
ルンパッパ | ミズZ | ハイドロポンプ | エナジーボール | れいとうビーム | ねこだまし |
ペリッパー | しめったいわ | ぼうふう | ハイドロポンプ | おいかぜ | まもる |
ボーマンダ | ナイト | ハイパーボイス | すてみタックル | あまごい | まもる |
ナットレイ | こだわりハチマキ | ジャイロボール | パワーウィップ | アイアンヘッド | どくどく |
カプ・コケコ | こだわりメガネ | 10まんボルト | ボルトチェンジ | マジカルシャイン | めざめるパワーこおり |
今回はINCが予選の一部になると唐突に発表され、構築の準備をする必要が突然うまれました。よい構築・立ち回りを0から考えるほどの時間は残されていなかったため、使い慣れた雨パーティを使うことにしました。
まず初めにすいすいの中で最も数値が高いラグラージと、何かと便利なルンパッパを採用しました。
ラグラージを採用したこと、相手の草タイプへの強力な打点が欲しいこと、雨対抗の追い風に対抗する追い風がしたいことからペリッパーを次に採用しました。
雨パーティはジャラランガに圧倒的に弱く、特にメガリザ―ドンY+ジャラランガという並びで、追い風+ブレイジングソウルビートという動きをされると初手で試合が終わってしまいます。そこで強力なフェアリー技を使え、雨パーティとのシナジーもあるカプ・コケコを採用しました。
ここまでで、雨ミラーとトリックルームへの対策が薄いと考えていました。そこでその両方に役割を持てるナットレイを採用しました。
最後の一枠ですが、雨パーティを使う上で何かと飛行タイプの攻撃は便利なこと、カプ・コケコと上から強力な打点を押し付ける並びを作れることからボーマンダを採用しました。
個別紹介
ラグラージ
持ち物 ラグラージナイト
性格 いじっぱり
実数値(メガ後) 188-220-130-xx-130-112
努力値 100-236-0-0-0-172
HPは最近流行り気味のアギルダーとの択を回避するために命がけを耐えるところまで振りました。HPに振るにあたり、Sは最速フェローチェ抜きからは落としたくありませんでした。そこでB・Dに振っていた余りを回収し、それでも足りない分はAから持ってきました。HPは奇数にしたいところですが、エースからあまりAを削りたくないこと、ちょうど11nであり削るのがもったいなく感じることから妥協しました。
ルンパッパ
持ち物 ミズZ
性格 ひかえめ
実数値 155-xx-90-156-121-122
努力値 0-0-0-252-4-252
普通のミズZルンパッパです。パーティの並び上、一番選出が多くなることからこのポケモンにZクリスタルを持たせました。Dをあと一つ上げることで、メガボーマンダのダブルダメージハイパーボイスを最高乱数以外耐えから確定耐えに変えられます。
ペリッパー
持ち物 しめったいわ
性格 控えめ
実数値 135-xx-120-161-91-117
努力値 0-0-0-252-4-252
一致暴風、追い風が回していてとても便利です。耐久が全くないことに困ることもありますが、迂闊にSを落としてブルルに抜かれるのも怖いのでCSに振っています。
ボーマンダ
持ち物 ボーマンダナイト
性格 せっかち
実数値(メガ後) 179-166-135-141-142-179
努力値 70-4-0-4-252-180
DS振りせっかちメガボーマンダ+後発Zジャラランガ - パメラのパラメ(配分)とか書くとこ
配分はこの記事のものをお借りしました。
このボーマンダに期待したいことは、草タイプ及びジャラランガの処理をして雨を通すお膳立てをすることでした。記事のQRを使用した感触として、攻撃方面に努力値を割かないでも飛行打点として十分に機能すると感じていました。また、飛行打点を一回、狙いのポケモンに当てることがこのポケモンの目標であり、耐久に振ることで行動回数を増やし得るため、雨のお供としてはこのような配分が強いと感じました。加えて、雨ミラーにおいて面倒な相手のルンパッパを、冷凍ビームを耐えて無理矢理倒すプランもなかなか便利でした。
雨ごいの枠については、最後までずっと悩んでいました。他の候補としては、相手の追い風に対抗する追い風、面倒なバンギラスに打点を持てる瓦割り、同様に面倒なメガリザ―ドンYをあまり耐久に振っていなければ威嚇込でも倒せるストーンエッジを考えていました。決め手となったのは対トリックルームに対する選出です。トリックルームをしそうな相手に対し、ボーマンダ+カプ・コケコの選出をしたいとき裏にナットレイを置くと、単体としてはお世辞にも強いとは言い難いポケモンの選出を強いられてしまいます。しかし、雨ごいを採用することで積極的にルンパッパを選出していくことができるようになります。他の候補についてもあったら便利だと感じる場面はありましたが、間違えではなかったと思っています。
ナットレイ
持ち物 こだわりハチマキ
性格 ゆうかん
実数値 181-160-151-xx-137-22※S個体値0
努力値 252-252-0-0-4-0
雨の裏に置くポケモンとしてこれ以上の適任はいないような気がしてきます。
技構成は限界雨を作成されたジロウさんのものと同じになっています。パワーウィップ・ジャイロボールの採用に異論はないと思いますが、後の二枠は選択肢があります。今回はメガクチートが流行っている一方で、ヒードランは数減らしていると考えたため、アイアンヘッドを採用しました。そもそもヒードランは、クサZでなければ他で対応できるので今回は甘く見ることにしました。最後はニョロトノを採用していない関係から、耐久系に刺すどくどくを選択しました。
カプ・コケコ
持ち物 こだわりメガネ
性格 おくびょう
実数値 149-xx-106-142-97-200
努力値 28-0-4-212-12-252
第11回ぽちゃオフ使用パーティ〜リザードン+ズガドーン〜 - あっ!やせいのひとりごとがとびだしてきた!
配分はこの記事のものをお借りしました。
ジャラランガZの登場により、雨はジャラランガにブレイジングソウルビートをされるだけで試合が終わりかねない状態になってしまいました。フェアリー技を入れることである程度簡単に対策できるため、コケコを選択しました。Zがルンパッパに取られていること、火力アップアイテムを持てば、能力上昇後のジャラランガをマジカルシャインで倒せることから、メガネを持たせました。
選出
冒頭に書いたように、急いで作ったものなので対アギルダーを除き、事前にちゃんと考えていたわけではありません。そのため、選出メモからの傾向になります。
対テテフアギルダー
先発+
後発+
先発にコケコを出すことでテテフがスカーフかどうかを判定できます。初手はコケコをペリッパーに交代しながら、メガ進化をしてアギルダーにたきのぼりを選択します。ラグラージはアギルダーの命がけを耐えるだけでなく、無振りアギルダーのアシッドボム+テテフの非PFサイキネを臆病なら確定、控えめならいい乱数で耐えることができます。アギルダーさえ処理できれば面倒な択を回避でき、後は雨のパワーで押せば勝てます。
この並びを流行らせた(と私が考えている)
【第17回あいオフ】決勝トナメBest8ーテテフアギルダーシロデスナー - Mizukiのブログこの記事のテテフはCもSも削っており、このような場合はラグラージがほぼ確実に残るため更に余裕がうまれます。
対メタグロス
先発+or
後発+or
基本的には最初から雨を押し付けていく形をとりましたが、相手のパーティにトリトドンやバンギラスがいる場合はラグラージを先に出して地震を連打します。
対バンギラス
先発+
後発+
ペリッパーはメガバンギラスに対して後投げしても天候を取ることができません。そこでボルトチェンジで天候を取ることを狙います。バンギラスを早めに処理して雨を通すのが理想ですが、その状態を作るのに地震はとても重要になります。
対トリックルーム
先発+
後発+
ただ雨下でミズZを選択しても多くの場合、トリックルーム役を倒すことはできません。そこで、ボルトチェンジのダメージを与えた後、雨ミズZを放つことでトリックルームの展開阻止を狙います。フィールドをとられたり、HDクレセだったりで耐えられてしまった場合はナットレイで頑張ります。
総評
ボーマンダ、コケコの感触はとても良いもので、ジャラランガが存在する限り、この方向で雨は開拓されていくのかなと思いました。
質問等ありましたら@himari_pokeまたはコメントへよろしくお願いいたします。