【VGC2019】サンシリーズ開始前の考え
こんにちは。ひまりです。
WCS2018が終わり、来年のルール及び開催地が発表されました。ルールは多くの方の予想通りGSでしたが、2度ルール変更があった上で、想像していたルールになる形でした。VGC2016年は受験生だったためGSルールに全く触れておらず、初めてとなるのでとてもワクワクしています。
ポケモンを楽しむ上では、途中でのルールの変更は新鮮さを失わせず、とても良いものです。しかし、WCSを目指す上では、違うルールに時間を割く必要が生じてしまいます。できることならサンシリーズで抜けて、ムーンシリーズを気楽に楽しみながら、ウルトラシリーズについて考える形をとりたいですね。
前置きはここまでにして、以降はサンシリーズ開始前の自分の考えをメモ程度に書こうと思います。行き詰まった際に見て役立ち、サンシリーズが終わった後に笑えるようなものになると嬉しいですね。
主な組み合わせ
1.カイオーガ+ゼルネアス
+
単純に強そうな伝説を2匹上から選んだ並び。
ゼルネアスの持ち物は当然パワフルハーブになるが、カイオーガについてはスカーフ・混乱実・火力補強アイテム、いずれの選択肢もありえると思う。
問題点としては苦手なポケモンが被り気味なところが挙げられる。具体的にはナットレイとモロバレルはお互いに半減となってしまう。生半可なポケモンでは両方半減でも両者の攻撃を受けきるのは厳しいが、その2匹は受けた上でカイオーガ及びゼルネアスに手を出すことができる。
また、周りのパワーが下がり、相対的にジオコントロールが通しやすくなった関係で、そこへのマークも厳しいものとなりそうだ。引き続き、クリアスモッグ・黒い霧は現役になりそうだし、レッドカードもありそう。
+or
単純にパワーがあるカイオーガと、カイオーガが隙をみせてしまうゼルネアスに強い日食ネクロズマ又はソルガレオの並び。
この並びの場合、押せ押せよりは多少柔軟に立ち回れた方が良さそうなので、カイオーガの持ち物は混乱実や珠・プレートになる気がする。日食ネクロズマは特性で弱点のダメージを軽減できるので弱点保険を持っても面白そう。それ以外なら両者とも混乱実や火力補強が無難な気がする。
日食ネクロズマ及びソルガレオはトリックルームを覚えるので、トリルで展開するのも面白そう。ネクロズマの方が素早さが低く火力が高いが、ソルガレオは威嚇が効かないため一長一短に思える。
気になる点は悪技の通り。メガ・Z禁止であるため、はたき落とすはとても強い技だし、イベルタルはもちろん、ガオガエンも採用されそうなので気になるところ。
+
4thGSに存在した(らしい)並び。
ディアルガがカイオーガ・ゼルネアス両方と一対一なら戦えるが、2匹を対処するのは不可能。チョッキを持たないと少し耐久が不安な気がする。
ディアルガがトリックルームを覚えるため、切り返しとしてトリルを展開していきたいところだが、チョッキを持つと使えないのが残念。
ディアルガがカイオーガ・ゼルネアスと戦えそうな雰囲気を出しているが、対処し切ることは難しそう。
4.グラードン+ゼルネアス
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6thGSで猛威を奮った並び。
このルールでパーティの中心となる伝説ポケモンには、浮いているポケモンが少ないため地面の通りはとても良さそう。
グラードンがゲンシカイキできないため、炎タイプを得られないが、地面+フェアリーの攻撃における相性補完は非常に優れており、問題ないだろう。
しかし、カイオーガもゼルネアスも伝説で止めることはできないため、少し噛み合わないとすぐに持ってかれてしまいそう。
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これも6thGSに存在した並び。
カイオーガ+日食ネクロズマのメタ的な立ち位置になると思う。晴れを組み合わせることでイベルタルはカイオーガに有利に立ち回れ、イベルタルはグラードンに不利をとらない。
問題はゼルネアスに弱すぎるところ。断崖の剣やバークアウトで多少誤魔化せるが、止まりはしない。このようなパーティでは真面目にレッドカードの択を仕掛けたり、猫騙しを覚えるポケモンで守るを誘って吠えたりする必要があるのかもしれない。
6.ルナアーラ+ゼルネアス
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USMで結果を残したパーティ。
ルナアーラが場を作ってゼルネアスでジオコントロールを決め、制圧して行くことを目指す。ルナアーラが自己暗示をしてくる場合もある。特性のファントムガードがとても強く、肝っ玉猫騙しや悪戯心挑発などを除き、殆どの場合で最低限度は動いてくれる。
最大の問題はルナアーラZが使えないこと。ネクロズマは余裕を持って、ソルガレオはなんとかシャドーレイを耐える。他のトリックルームをしそうなポケモンを倒せないし、フェアリー半減を無理やり倒したり削ったりする役割を十分果たせるかは怪しい部分がある。
伝説ポケモンについて
1.カイオーガ
自分がゲンシカイキできないマイナスより遥かに、ゲンシグラードン・メガレックウザが存在しないプラスの方が大きそう。
スカーフも単純で強力だが、拘らずに守りながら根源の波動を撃つ回数を増やした方が強そう。
2.ゼルネアス
メガ・Z禁止により全体的にパーティのパワーが下がったため、相対的にその位置を上げたように思える。
メジャーな調整先であったメガレックウザの画竜点睛は存在しないため、よりCSに割いた配分がメジャーになりそう。スカーフじゃないカイオーガが多いなら準速90族を抜きたいか。
技1つ、持ち物1つでジオコントロールを無かったことにされるので細心の注意を払う必要がありそう。
3.グラードン
ゲンシカイキができないため、カイオーガに単純に不利をとり、ゼルネアスにも対抗できなくなってしまった。
しかし、地面の通りは良さそうなため、断崖の剣にも価値はあると思う。鉢巻を持てば威嚇込みでもH振りガオガエンを倒せるのはさすが伝説という感想。
カイオーガの根源外しに比べ、グラードンの断崖外しはリカバリーが効かなさそうなのが気になるところ。
4.イベルタル
はたき落とすが強く、地面の一貫を切れる偉いポケモン。
最強のポケモンではないと思うが、メタ枠として十分に存在感を発揮しそう。ゼルネアスに不利を取るのがとても厳しい気もするが、周りでそれは何とかなると思う。
5.日食ネクロズマ
分かりやすくゼルネアスに有利をとれるのがとても偉い。この指や怒りの粉に攻撃を吸われてしまうと、押し切られることもあり得るのがゼルネアスの怖いところ。ゼルネアス以外の伝説には強くないが、それらに強めなカイオーガと組ませると解決できそう。
6.ソルガレオ
大体日食ネクロズマと同じだが、威嚇が効かないのは想像よりも強そう。ネクロズマと違い、ワイドガードやフレアドライブができるなど器用な面もあり、どちらを選択するかは吟味が必用そう。
以上でGS素人の適当な考察を終わります。
サンシリーズが終わった後に振り返って、合っていたらそれはいいことですし、外れていたらネタにできるので、皆さんもこの類の記事を書きましょう。