【VGC2020】バンギラスドリュウズ+トリルニンフィア【INC Feb】

 こんにちは。今回のINCは最高1783と全くボーダーラインに届きませんでしたが、記録として使用構築について簡易的に残しておこうと思います。


構築作成の流れ

 まずバンギラス+ドリュウズから構築作成を開始しました。この組み合わせの評価点はダイマックスを軸に特に2点あります。
 一つ目に、この2匹のダイマックス適性の高さです。バンギラスは耐久の高さから弱点保険を扱い易いアイテムへと変貌させます。また、警戒されて弱点を突かれない場合は単純に、ダメージレースで優位に立つことが可能です。ドリュウズについては一致技でBDを上げることができ、これもまた殴り合いを優位に進める要因になります。ダイマックスという選択肢はとても強く、言い換えると、その選択肢を強く扱えないポケモンを採用することは、相手への圧力を減らすことにもつながってしまいます。
 二つ目に、前とは逆に非ダイマックスでの性能です。ドリュウズは砂かきによって相手の上から強い範囲技や怯みを無理せず使用することができます。非ダイマックスバンギラスについてはそこまで強くないというのが正確な評価なのですが、数字によるゴリ押しが最低限期待できます。
 次に採用したのはトゲキッスです。このポケモンの最大の評価点はこの指とまれにあります。蒸気機関・正義の心・軽業を中心に、味方を殴るギミックが多数存在します。また、ダイマックスをすることで無理やり弱点保険を発動するパターンも存在します。蒸気機関や後者については範囲技で行われることも多いので、この指のみで対策することは不可能ですが、一定程度の対策にはなります。個人的にこのようなコンボ構築にeasy winされるのが嫌いなため、この枠は必要でした。この理由からこの指を採用することは決定し、その中から一番強そうなトゲキッスを採用しました。具体的には、耐性及びダイマックス可能性を残せる点を特に評価しています。
 ここまでのバンギラス+ドリュウズ+トゲキッスという並びは既に多く存在しており、それらを参考に残りの3匹を決定していくことにしました。簡易的には、ウインディトリトドンなどの比較的後ろ向きのポケモンと、FCロトムやドラパルトなどの比較的前のめり(対面的)なポケモンとに分類しました。自分の実力が足りなかったのは勿論あるのですが、後ろ向きのポケモンを採用してサイクルを志向していくことは厳しく感じ、前向きのポケモンを採用することにしました。また、多少の出し負けはダイマックスで誤魔化し得ることも後者を採用する要因でした。
 残りについて水ロトム・ドラパルトをベースに考えていましたが、Oceania ICにおいて同系統の構築に特殊バンギラスニンフィアが採用されているのを観ました。これまでの構築作成よ流れとは別にニンフィアは強いと思っており、追い風・トリル・ダイジェットを用いる構築を考えていましたので、裏にニンフィアを置いてトリルスイッチをすることにしました。トリル役としてはサマヨールミミッキュが候補でしたが、自身のバンギラスの弱点保険を触れる点を評価してサマヨールとしました。
 こうして最後の1枠を前述の水ロトムとドラパルトから選択することにしました。水ロトムは単純に殴り合いが強いことを評価しており、ドラパルトについては対アイアントバタフリーの上からダイサンダーを使える偉さを評価していました。最終的には後者について大きく不利ではあるものの、完全に無理ではないと考えて水ロトムを採用しました。

構築

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簡易的な個別紹介

ドリュウズ 陽気AS
バンギラス 冷静haC ジュラルドンに強めで暇なときアースが強いから大地
トゲキッス 図太いHbs ソクノはキッスロトムを一定程度解決できる
ロトム 控え目hcs ウインディ+トリトドンの解決に悪だくみ
サマヨール 呑気hbd
ニンフィア 冷静hbc

質問等ありましたら@himari_pokeまたはコメントへよろしくお願いいたします。